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あなたは健康診断を受けましたか??
私たち医療従事者は、
健康診断に関してとても厳しく
受けることをいつも推奨されます
もちろん、
職場の健康診断を受けていれば
大丈夫ですが、
心配な人は
自分でも色んな検査を受けてみると
良いかもしれません
それでは今日の問題です
会社の健康診断で上部内視鏡検査を受ける50歳の男性。この患者さんの看護で正しいのは次のうちどれでしょうか?
1.指輪は無くさないように、身に着けたままにしてもらうように説明する。
2.既往歴の確認を行う。
3.咽頭麻酔薬はすぐに飲み込むように説明する。
4.検査終了後はすぐに食事しても構わないと説明する。
上部内視鏡検査、
いわゆる「胃カメラ」
というやつです
※引用元:「http://www.is-digestive.com/endo/keiko_keibi.html」
検査についても問題は、
看護師国家試験で
よく出題されるので
完璧に理解、まではいかなくても
・どんな検査なのか
・どういう関わりが必要か
くらいの事は覚えていてください
それでは解答と解説です
正解は、
2番
2.既往歴の確認を行う。
消化管運動抑制のための
副交感神経遮断薬(主にブスコパン®が使用される)は、
緑内障・前立腺肥大による
排尿障害・重篤な心疾患などには禁忌です。
また、副交感神経遮断薬が使用できない場合には
蠕動運動抑制薬として
グルカゴンを用いることがありますが、
血糖を上昇させるため、
糖尿病患者さんへの使用には注意が必要となります。
よって、これが正解となります。
その他の選択肢の解説も見ていきましょう
1. 指輪は無くさないように、身に着けたままにしてもらうように説明する。
内視鏡検査中にラジオ波焼灼治療などの
通電処置が必要となった場合、
金属の装着物を身に着けたまま行うと、
その装着物周辺にやけどを起こす恐れがあります。
そのため、
事前に貴金属類は外してもらうように
説明する必要があります。
3. 咽頭麻酔薬はすぐに飲み込むように説明する。
内視鏡検査・治療で使用する
咽頭麻酔薬として使用される局所麻酔薬は、
キシロカイン®が一般的です。
内視鏡検査時は、
口腔・咽頭粘膜からキシロカイン®を吸収させて
効果を得る必要があり、
3分程度、咽頭部に薬剤をためておく必要があります。
4. 検査終了後はすぐに食事しても構わないと説明する。
上部内視鏡検査では、
検査前に内視鏡の通過に伴う不快感や
嘔吐反射を減少させる目的で
咽頭麻酔を行います。
検査後は咽頭麻酔の効果が消失するまでは
誤嚥のリスクがあるため、
咽頭麻酔効果が消失するまで
検査終了後1時間は含嗽、飲食を禁止します。
看護師は観察力がとても必要な
職業なので、検査前や、検査後との違いなど
すぐに気付く必要があります。
そのためには、
どういう検査なのか、
どのような関りが必要か
を知ることが重要なのです
検査も日進月歩で新しいものへと、
侵襲が少ないものへと移り変わっていくでしょう。
看護学生も、看護師になってからも
日々学び続けて新しいものに対応できるようにしましょう。
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