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あなたも看護師を目指すなら
必ず直面する
「死」
という問題。
人は死を避けては通れませんが、
最後の最後まで
人間らしく・自分らしく生きる
ことが出来ると思います。
それでは今日の問題です。
胃がんで入院していたAさんは終末期を迎え、担当医の見立てでは予後は1カ月以下だろうということでした。Aさんは体力が低下し、寝たきりの状態であり、食欲も低下し、思うように食べられなくなっています。家族も食事を摂取できないことを心配しています。Aさんに対する終末期のケアで適切なのはどれでしょうか?
1.終末期の食事では、味わうことよりも栄養を重視した食事摂取ができるようサポートする。
2.栄養摂取ができていないため、高カロリー輸液を検討する。
3.好きな時間に好きなものを食べられるよう配慮する。
4.食事摂取の意欲を高めるため、家族には積極的に声を掛けてもらう。
終末期の状況設定問題は、
よく読めば看護学生でなくても
正解できるような
国語力が問われるものが多いです。
それでは解答と解説です
正解は、
3番
3.好きな時間に好きなものを食べられるよう配慮する。
食事の時間にとらわれず、
好きな時間に食べられるよう配慮します。
味付けも患者の好みに合わせて
満足感が得られるよう配慮することが大切です。
1口でも自分の身体に栄養が入っている
という感覚が生きる希望、
生きるエネルギーになっていきます。
それでは、
他の選択肢の解説です。
1. 終末期の食事では、味わうことよりも栄養を重視した食事摂取ができるようサポートする。
終末期における食事は
栄養の確保よりも「味わう」こと
を大切にして患者のニーズを満たすことが重要です。
2. 栄養摂取ができていないため、高カロリー輸液を検討する。
「終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン」において、
積極的な高カロリー輸液が
適応となるのは予後が1~2カ月以上
見込める患者に限ります。
また、予後1カ月を切った場合は、
1日1,000mL以上の高カロリー輸液は、
かえって腹水や胸水、
浮腫などを悪化させることになるため、
避けるようにします。
4. 食事摂取の意欲を高めるため、家族には積極的に声を掛けてもらう。
胃がんでは病状が進むにつれ、
がん悪液質や通過障害などの
影響から必ず食欲がなくなっていきます。
この時期には食事摂取を積極的に促すことで、
患者、家族それぞれが悩み、
傷つけ合うきっかけとなることもあるため、
家族に対しても
積極的な食事摂取よりも
好きな時間に好きなものを少しでも口にできるよう
サポートすることを理解してもらうよう説明します。
1回きりの人生
後悔ない人生を、、、
生きていて良かったと、、、
思いながら最後を迎えたいものですね。
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