終末期のケアに関する問題!

本日もブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

看護学生の味方★谷口ですおねがい

 

いつも当店をご利用頂き

ありがとうございますm(_ _ )m

 

あなたも看護師を目指すなら

必ず直面する

 

「死」

 

という問題。

 

人は死を避けては通れませんが、

最後の最後まで

人間らしく・自分らしく生きる

ことが出来ると思います。

 

それでは今日の問題です。

 

胃がんで入院していたAさんは終末期を迎え、担当医の見立てでは予後は1カ月以下だろうということでした。Aさんは体力が低下し、寝たきりの状態であり、食欲も低下し、思うように食べられなくなっています。家族も食事を摂取できないことを心配しています。Aさんに対する終末期のケアで適切なのはどれでしょうか?

1.終末期の食事では、味わうことよりも栄養を重視した食事摂取ができるようサポートする。

2.栄養摂取ができていないため、高カロリー輸液を検討する。

3.好きな時間に好きなものを食べられるよう配慮する。

4.食事摂取の意欲を高めるため、家族には積極的に声を掛けてもらう。

 

終末期の状況設定問題は、

よく読めば看護学生でなくても

正解できるような

国語力が問われるものが多いです。

 

それでは解答と解説です星

 

正解は、

 

3番キラキラ

 

3.好きな時間に好きなものを食べられるよう配慮する。

食事の時間にとらわれず、

好きな時間に食べられるよう配慮します。

味付けも患者の好みに合わせて

満足感が得られるよう配慮することが大切です。

 

1口でも自分の身体に栄養が入っている

という感覚が生きる希望、

生きるエネルギーになっていきます。

 

それでは、

他の選択肢の解説です。

 

1. 終末期の食事では、味わうことよりも栄養を重視した食事摂取ができるようサポートする。

終末期における食事は

栄養の確保よりも「味わう」こと

を大切にして患者のニーズを満たすことが重要です。

2. 栄養摂取ができていないため、高カロリー輸液を検討する。

「終末期がん患者の輸液療法に関するガイドライン」において、

積極的な高カロリー輸液が

適応となるのは予後が1~2カ月以上

見込める患者に限ります。

 

また、予後1カ月を切った場合は、

1日1,000mL以上の高カロリー輸液は、

かえって腹水や胸水、

浮腫などを悪化させることになるため、

避けるようにします。

4. 食事摂取の意欲を高めるため、家族には積極的に声を掛けてもらう。

胃がんでは病状が進むにつれ、

がん悪液質や通過障害などの

影響から必ず食欲がなくなっていきます。

 

この時期には食事摂取を積極的に促すことで、

患者、家族それぞれが悩み、

傷つけ合うきっかけとなることもあるため、

家族に対しても

積極的な食事摂取よりも

好きな時間に好きなものを少しでも口にできるよう

サポートすることを理解してもらうよう説明します。

 

1回きりの人生

後悔ない人生を、、、

生きていて良かったと、、、

思いながら最後を迎えたいものですね。

 

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

私が学生時代に学習した

解剖生理学や、国家試験の学習方法などを

わかりやすい教材としてデータ・商品化しています。

こちらの商品をご覧ください。

 

「どうやって国試の勉強をしたらいいですか??」

 

「この手術はどういうものですか??」

 

「この疾患について調べたけどわかりません!」

 

など気になること

ご不明な点などございましたら

お気軽に、お問合せください。

 

お問い合わせはこちら → お問合せ

ショップはこちら → 看護師・看護学生お助けショップ

 

あなたが有意義な看護学校生活を送れますように。。。クローバー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です