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■糖尿病の合併症にはどのようなものがあるか、またどのようなしくみで発症するか述べなさい。
糖尿病の合併症には、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害があり、これらを糖尿病の三大合併症という。
~糖尿病性網膜症~
網膜には毛細血管が網の目のように張り巡らされていますが、血液中のブドウ糖が多くなると、酸素を運ぶ能率が低下する。
そのために網膜の血管が酸素欠乏を起こし血管はできるだけたくさんの酸素を取り入れようと拡張する。
拡張して弱くなった血管から水が漏れ出し網膜がむくむ。
また血液成分(蛋白質、脂質などの血漿成分)が漏れ出るようになると網膜に白斑ができたり出血したりする。
網膜症が進んでくると酸欠状態を補おうと糸のような細い血管(新生血管)が網膜から硝子体の中に向かって伸びる。
硝子体は糖尿病があると萎縮していく。
それに伴い新生血管が引っ張られ、網膜も引っ張られて網膜が剥離し、失明することになるのである。
また新生血管は組織が弱いため血管が破れて硝子体の中で大出血をする可能性がある。
糖尿病性網膜症の症状
◆ 飛び物が見える(飛蚊症)
◆ 影や暗くて見えない部分がある
◆ 夜間に見えにくくなる
◆ 直線が歪んで見える
◆ ぼんやり見える
~糖尿病性腎症~
腎臓の中にある糸球体は、血液中の老廃物を尿中に排泄する、ろ過器の働きをしている。
しかし、血糖コントロールが悪く、高血糖状態が続くと、糸球体を構成している細かい血管が動脈硬化を起こして固くなり、糸球体の組織の目が粗くなって、ろ過機能が低下する。
するとたんぱく質が糸球体の網の目を通り抜けてたんぱく尿が出たり、尿をつくる働きが低下して老廃物が排泄されなくなり体内にたまる糖尿病腎症になる。
進行すると、腎不全から尿毒症となり透析が必要となる。
~糖尿病性神経障害~
高血糖によって神経細胞の代謝異常や神経栄養血管の障害などが原因で糖尿病性神経障害が起こる。
一般に、他の合併症より早期に出現し始める。
速効性の治療法はなく、対症療法が中心となる。
糖尿病性神経障害の症状
・指先の冷感
・指先のピリピリ感
・下肢の硬直感(はる)
・足裏の重い感じ
・足裏のジンジン感
・足裏のゴム付着感
・足の穿刺感
・足裏のほてり感
・砂利を踏む感じ
・大腿の絞娠感
・虫が遣うような感じ
・下肢,上肢の冷感
・下肢,上肢の倦怠感
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