自立できない患者さんとどう関われば良いのか!?

本日もブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

看護学生の味方★谷口ですおねがい

 

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こちらを参照してください。

 

大好評の看護学生実習お悩みシリーズ★

 

どのような事で看護学生は悩んでいるのか、

あなたと情報を共有したいと思います。

 

これからご紹介する事例については、

もちろん本人様からブログ掲載の許可を頂いておりますニコニコ音譜

 

■相談内容

私の受け持ちした患者さんは、

がんの手術を控えている患者さんでした。

受け持ち前から不安を強く訴えておられ、

いつも怒っているように眉間にしわを寄せている方でした。

その方は、

学校の先生をしていて、生徒さんを教えていらっしゃった方でした。

 

私が受け持たせていただいた後は、

検査に行くときや診察に行くときも

重くもないバッグを「はい!これちょっと持って。」と

生活が全て自立している状態であるにもかかわらず、

持つのが当然のように渡してきました。

看護学生をただのパシリ扱いだったのです。

さらに術後に洗髪をしたのですが、

ドライヤーで乾かすときに、

自分で腕を上げられるのに

「ちょっとこれやって!違うよ!そうじゃない!こうやるのよ!」と

美容院のように30分以上かけて髪をセットしました。

 

髪の毛を乾かすのも自分でできるのであれば、

リハビリだと私は思いますが、

どう対応したら良かったのでしょうか。

 

■質問に対する回答

当店へご質問ありがとうございます。

そして、実習お疲れ様でした。
大変でしたね。

毎日「これで良かったのかな…」と

自問自答するようなスッキリしない実習期間だったと思います。

患者さんへの日常生活援助は、

疾患、病態、年齢、その他の状況によって異なりますが、

すべてにおいて、その時々で変わってきますし、

変えて行かなければいけません。

「これじゃいけない!」と思っても、

「患者さんのお願いだから。」と言われるがまま、

やってあげてしまったように感じます。

あなたが良かれと思ってした事は、

援助ではありません。

 

受け持ち患者さんへの「甘やかし」にしかならない事だったと思います。

 

患者さんによっては入院、疾患、これからの不安などのメンタル的な理由や、

疾患特有の疼痛、術後やリハビリ等の身体的理由で依存心が高くなる場合があります。

 

それを受け止め、より良い援助を考え与えるのが看護であって、

すべてにおいて患者さんの依存に従うのは看護とは言えません。

 

看護師は専属の付き人やお手伝いさんではありません。

そして、「優しいだけじゃ看護はできない。」

 

これを頭に入れて次の実習に臨んでください。

 

看護実習では、時に否定されたり、ちょっとした事で誤解されたり、

患者さんの顔色を伺いながら実習をこなさなければなりません。

自信なくビクビクしていれば「しっかりしてない」と評価され、

強気に出ると「生意気」と言われる。

 

受け持ち患者さんと折り合いが上手く付かない場合、

担当を外されてしまう事だってあります。

 

自分の思った事、感じた事、悩んだ事を1人で抱え込まず、

グループの仲間や、担当の指導者、先生に相談する事も大切な実習のひとつですよ。

これからの実習では、時に厳しく、

優しさももちろん持って、患者さんに甘くせず、

適切な援助方法を考えながら頑張ってください。

 

看護に正解はありません。

これからも考え続けることを辞めずに頑張っていきましょうひらめき電球

 

本日もご覧いただきありがとうございます。


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