【感動】今でも心に響く、声にならない最後の言葉・・・

本日もブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

看護学生の味方★谷口ですおねがい

 

いつも当店をご利用頂き

ありがとうございますm(_ _ )m

 

最近、現役の看護師さんから

たくさんの看護エピソードのご提供があります。

 

頑張っている看護師・看護学生さんの

刺激になるように、少しでもお役に立ちたいとのことです。

 

これを読んで、

これからも頑張るモチベーションに繋がってくれれば幸いです。

 

慢性腎不全と診断された

その患者さんは70才女性で、

20年以上に渡り週三回の外来透析をしていました。

「満足するまで飲み物を飲んでみたい。」

「美味しそうだけど、味が濃いかもなぁ」

「全然食べてないのに体重が増えて辛い」

透析治療で生命を維持するためには

365日食事・水分管理が必要であり、

そのためつねにストレス負荷がかかっているのです。

この事から、笑顔で話すことは余りありませんでした。

 

制限ばかりの生活を送る中で、

少しでもストレスを軽くできたらと思い笑顔で接しようと心掛け、

心が元気になる言葉を掛けられないか考えましたが、

「あんたも大変だねぇ。ちゃんと休みなさいよ。」

などと逆に励まされ、

笑顔を見せるのが精いっぱいで、

気の利いた言葉一つかけられない自分に苛立ちを覚えていました・・・。

「我慢するのはもう疲れた。」

「あぁ。早く天国のお父さんのところに行きたい。」

そんな弱音を聞いて、

ここで何か言わなければと思いながらも、

どうしても言葉が見つかりませんでした。

 

そんな私をちらっと見て、何も言わず目を閉じた患者さん。

 

傷つけてしまったとひどく落ち込みました・・・。

そんなある日、

風邪が悪化し肺炎になり

声も出せない程体力が落ちてしまった状態のとき、

かすかに口が動いて何か言おうとしているのが分りました・・・。

唇の動きをずっと見つめることで、

はっと気が付きました。

「ありがとう」

声にはならなかったけど私には、その瞬間はっきりと聞こえたのです。

傷つけてしまったと思っていたので、

意外すぎるその一言が私の心に突き刺さりました。

 

側によって顔を近づけると、

かすかに口角が上がり笑ってくれた気がしました。

 

言葉では上手く言えなかったけれど、

気持ちは伝わっていたのだと思い、嬉しさがこみ上げてきました。

そして、どんな時でも笑顔で接する大切さを教えてもらいました。

 

その患者さんと接したのは、

それが最後になってしまいましたが、

今でも私の心にはあの時の「ありがとう」が響いたままです。

 

本日もご覧いただきありがとうございます。


「どうやって国試の勉強をしたらいいですか??」

 

「この手術はどういうものですか??」

 

「この疾患について調べたけどわかりません!」

 

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