【感動】声が出せない患者さんの魂の言葉・・・

本日もブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

看護学生の味方★谷口ですおねがい

 

いつも当店をご利用頂き

ありがとうございますm(_ _ )m

 

最近、現役の看護師さんから

たくさんの看護エピソードのご提供があります。

 

頑張っている看護師・看護学生さんの

刺激になるように、少しでもお役に立ちたいとのことです。

 

これを読んで、

これからも頑張るモチベーションに繋がってくれれば幸いです。

 

当時、転勤して間もない私は、

覚えなければならない仕事が一杯で、

電子カルテや診療科の違いから小さなミスを指摘されていました。

自分の知識の少なさから自信を失いはじめていた時期でもあり、辞めたいと思う事も増えていたのです・・・。

そこで出会った、口腔内腫瘍の男性。

手術で上顎の半分を切除し、

更に放射線治療による嗄声・口腔内のただれ・痛みによりほとんど声が出せない状況でした。

そんな時の一言。痛みを我慢して発したのでかすかに聞こえる言葉。

よく聞き取れず戸惑っている私を見て、

 

「ありがとう。あなたの対応が毎日丁寧で感謝しています。といつも言っているのよ。」
隣の妻がにこやかに通訳する。

「いえいえ、私なんか・・・」と言う私を遮るように、

その方は何度も何度も手を合わせて、

手術により変形した顔で力強く訴えてくる。

いつもはマスクで隠しているのに、そんなことも忘れているかのように。
初めての領域・初めての疾患。

知識が少ない私は、これといって何もできずにいたのです。

私が唯一出来たことは、患者さんのそれまで生きてきた環境や背景を尊重し、

人生の先輩であることへの敬意を払い接すること。

当たり前すぎて看護学生さんでもできますよね。

 

残念ながらその後、その方は優しい家族に見守られながら旅立ちました。
残り少ない限られた時間の中で、

落ち込んでいた私を励ましてくれたのだろうか??

 

話すことが困難な方の魂の言葉はズッシリと重く心に響き、

今でも私の頑張る原動力となっています。

そして、落ちこんだり疲れて電池が切れかけた時に、

ふと、当時の光景と魂の言葉を思い出し、初心に戻りまた頑張ろう、という気にさせてくれるのです。

数十年経った今でも私の看護人生を支えてくれています。

今度は私があなたに贈る番です。
「ありがとう。本当に感謝しています。」

私の魂の言葉も、天国に届きますように・・・。

 

本日もご覧いただきありがとうございます。


「どうやって国試の勉強をしたらいいですか??」

 

「この手術はどういうものですか??」

 

「この疾患について調べたけどわかりません!」

 

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あなたが有意義な看護学校生活を送れますように。。。クローバー

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