弛緩性便秘の患者に対する食事療法で適切なのはどれか??【必修編】

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弛緩性便秘の患者に対する食事療法で適切なのはどれか。

1. 水分摂取の制限
2. 脂肪の多い食品の摂取の制限
3. 塩分の多い食品の摂取の推奨
4. 食物残渣の多い食品の摂取の推奨

そもそも「便秘」とは一体どのような状態なのでしょうか??

便秘とは排便回数が少なくて便が出にくいことであり、

便の硬さによって症状が左右されることが多くあります。

日本内科学会では

「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残意感がある状態」

を便秘と定義しています。

 

それでは、正解を見てみましょう!

 

4

 

4. 食物残渣の多い食品の摂取の推奨

食物残渣(繊維)は、腸の蠕動運動を促進させます。

便秘には、食物繊維を多く摂取し、

善玉菌を増やして腸内環境を整えることが重要なのです。

食物残渣は腸内で消化されず、

便量を増す効果があり、

保水作用で便を柔らかくし、排便を容易にするといわれています。

 

弛緩性便秘は、大腸の蠕動運動が低下することにより、

大腸内の糞便通過時間が長くなり、

水分が多く吸収された結果、便が固くなって引き起こされます。

特に、高齢者や、やせ形の女性、

長期臥床者(寝たきりやベッドで過ごすことが多い人)などでよくみられます。

 

弛緩性便秘を解消するには、

以下のものが効果的だと言われています。

①腸管の蠕動運動を刺激する食品:

脂肪類、牛乳、冷水

②腸管の運動を高め、便の量を多くする食品:

野菜、海藻類

③腸管内で発酵しやすい糖類を含む食品:

ヨーグルト、ビフィズス飲料。

 

それでは、他の選択肢について見ていきましょう!

1. 水分摂取の制限
便秘の場合には水分は多めに摂ります。

2. 脂肪の多い食品の摂取の制限
ある程度の脂肪食は便通を整えるのに役立ちます。

3. 塩分の多い食品の摂取の推奨
塩分は関連性がないです。

 

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