メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉に有効な薬はどれか??【必修編】

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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉に有効な薬はどれか。

1. バンコマイシン塩酸塩
2. セファゾリンナトリウム
3. ストレプトマイシン硫酸塩
4. ベンジルペニシリンカリウム

細菌や、それに対する薬剤に関する問題は、

苦手な人が多いのではないでしょうか??

では、MRSAって何でしょうか??

黄色ブドウ球菌は非常にありふれた菌で、

私たちの髪の毛や皮膚、

鼻の粘膜、口腔内、傷口などによく付着しています。

しかし、黄色ブドウ球菌は、

基本的に弱毒菌のため、

私たちの抵抗力がしっかりあれば、特に重症化することはないです。

MRSAはこの黄色ブドウ球菌の仲間で、

性質は黄色ブドウ球菌と一緒ですが、

耐性遺伝子を持っており、

抗生物質が効きにくくなっています。

 

では、正解を見てみましょう!

 

1

 

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は、

本来ヒトの常在菌で毒性は弱いです。

メチシリンなどの抗生物質の乱用により耐性を持ち、

抵抗の弱い患者などに対し院内感染を引き起こしています。

代表的な治療薬はバンコマイシンですが、

近年バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌(VRSA)や、

バンコマイシン耐性腸球菌の出現も報告されていて、

使用には十分な注意が必要です。

 

それでは、他の選択肢を見ていきましょう!

2. セファゾリンナトリウム

セファロスポリン系の抗生物質で、

細菌の細胞壁合成を阻害することにより、

殺菌的な抗菌作用を示します。

通常、血液感染症、皮膚感染症、呼吸器感染症、

尿路感染症、胆道感染症、婦人科感染症、

耳鼻咽喉科感染症など広い範囲の感染症の治療に使用されます。

 

3. ストレプトマイシン硫酸塩

アミノグリコシド系の抗生物質で、

細菌の蛋白合成を阻害し、抗菌作用を示します。

通常、

感染性心内膜炎(ベンジルペニシリンまたはアンピシリンと併用の場合に限る)、

ペスト、野兎病、肺結核およびその他の結核症、

マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症を含む非結核性抗酸菌症、

ワイル病の治療に用いられます。

 

4. ベンジルペニシリンカリウム

ペニシリン系の抗生物質で、

細菌細胞壁の合成を阻害し、抗菌作用を示します。

※引用元:「http://kyowanannohi.blog.fc2.com/blog-entry-54.html?sp」

あの有名医療漫画・「JIN〜仁」での大活躍する”ペニシリン”。

聞いたことがある人は多いと思います。

通常、血液感染症、皮膚感染症、呼吸器感染症、

耳鼻科領域感染症など広い範囲の感染症の治療に用いられます。

 

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