抗癌薬による骨髄機能抑制症状はどれか??【必修編】

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抗癌薬による骨髄機能抑制症状はどれか。

1. 嘔 吐
2. 脱 毛
3. 下 痢
4. 歯肉出血

ヒントとしてまずは、骨髄機能について説明します。

※引用元:「http://www.newsdigest.de/newsde/column/doctor/4410-bone-marrow-and-umbilical-cord-blood-transplant/」

骨髄は骨の中心部にある組織です。

その中には血液のもとである細胞(造血幹細胞:ぞうけつかんさいぼう)が存在し、

血液の生産が盛んに行われています。

そのため、「骨髄」はよく「血液生産工場」に例えられます。

 

では、正解を見てみましょう!

 

4

 

4. 歯肉出血

抗がん薬は、

骨髄の働きを抑制します。(骨髄抑制 = 赤血球減少、白血球減少、血小板減少)。

また消化器症状(嘔吐、下痢、口内炎)や

脱毛などがみられやすいです。

そして、血小板減少によって出血傾向をきたすことで、

歯肉出血につながる。

 

歯肉出血への看護としては、

『口腔ケア』が選択されます。

口腔ケア
目的:口腔内を清浄に保つことで口臭を軽減させ、

爽快感を持たせると同時に、

自浄作用の活性化を促して2次感染の予防を図ります。

 

適応:
①自力で口腔内を清潔にするための行動がとれない患者。
②セルフケアのみでは口腔内の清潔が保てない患者。
③障害などにより口腔内の清潔行動の準備が自力で整えられない患者。

 

口腔の保清は、一般的に習慣化された行為であり、

虫歯や歯周病などの予防、

および心理・社会的な健康を保つという意味があります。

一方、発熱などで口腔内が乾燥しやすい入院患者にとって、

食物残渣や歯垢の除去は、

単に口臭防止や爽快感を与えるだけではなく、

唾液の分泌による

味覚の改善や食欲の増進といった生活の質の向上に、

より重要な意義があります。

さらに、高齢者や意識障害患者(脳血管疾患、人工呼吸器装着中など)

への口腔ケアの実施は、

口腔内細菌の誤嚥によって引き起こされる肺炎など、

呼吸器感染症を予防することにつながります。

つまり、このような患者に対しても

積極的に実施していくことが必要です。

 

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