副腎皮質ステロイド薬の長期投与による有害作用はどれか??【必修編】

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それでは、本日も早速問題を解いていきましょう!

 

副腎皮質ステロイド薬の長期投与による有害作用はどれか。

1. 骨粗鬆症
2. 血圧低下
3. 聴力障害
4. 低血糖

ニートラ
ニートラ
またステロイドの話か・・・

ステロイドについては、

こちらの記事を参照して下さい。

 

ステロイドの作用や副作用に関する問題は、

必修以外でもよく出題されます。

 

完璧に押さえておきましょう!

 

では、正解を見てみましょう!

 

1

 

1. 骨粗鬆症

副腎皮質ステロイドには、

骨粗鬆症・高血糖・消化性潰瘍・中心性肥満などの副作用があります。

 

ステロイドを長期にわたって使用していると、

皮膚が菲薄化して毛細血管を保護する組織が脆弱となり、

皮膚が少し圧迫されただけで

毛細血管壁が破壊されて皮下出血や紫斑を生じたり、

皮膚が少し伸展しただけで裂創などの

二次的皮膚損傷が生じやすくなります。

ニートラ
ニートラ
皮下出血?

紫斑?

打撲したあとに皮膚が青から紫色になることは、

皮膚の下に出血したことを意味しています。

これが皮下出血です。

 

紫斑とは、

紫紅色の斑であり、

真皮(~皮下)の赤血球血管外漏出によって生じる皮疹です。

ニートラ
ニートラ
おお~なるほど。画像があるから分かりやすい。

ステロイドには細胞増殖を抑制することにより

創傷治癒を遅延させる作用があるため、

いったんこのような皮膚障害を生じると、

治癒までに時間を要します。

また、

細胞性免疫機能の低下によって易感染状態となるため、

細菌感染や真菌感染を引き起こしやすくなります。

 

それでは他の選択肢を見ていきましょう!

2. 血圧低下

副腎皮質ステロイドは血圧を上げる作用があります。

3. 聴力障害

聴力の障害を副作用に持つ薬剤としては、

ストレプトマイシンやカナマイシンなどがあります。

4. 低血糖

副腎皮質ステロイドは血糖を上げる作用をもちます。

 

本日もご覧いただきありがとうございます。


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