出血傾向を考慮し手術前に投与の中止を検討するのはどれか??【必修編】

本日もブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

看護学生の味方★谷口ですおねがい

 

いつも当店をご利用頂き

ありがとうございますm(_ _ )m

 

それでは、本日も早速問題を解いていきましょう!

 

出血傾向を考慮し手術前に投与の中止を検討するのはどれか。

1.アドレナリン
2.テオフィリン
3.ワルファリン
4.バンコマイシン

ニートラ
ニートラ
だめだ。

抗凝固薬を把握できてないわ・・・。

 

ニートラから

抗凝固薬という名前がでてきたことに驚きです笑

 

今回は『抗凝固薬』に関する問題です。

 

ニートラ
ニートラ
手術の前に止めないと血がいっぱい出ることだけは分かるぞ。

 

そうだね。

患者さんによっては、

心臓に弁が入っている場合、

ワーファリンやヘパリンを飲み続けないといけません。

手術前には必ずそういう患者さんを確認する必要があります。

 

では、正解を見てみましょう!

 

3

 

3.ワルファリン

ワーファリンは抗凝固薬の一つで、

血栓症や塞栓症の治療や予防に用いられます。

主な副作用として、

出血傾向があるので、

手術前にはワーファリン投与の中止と、

症例によっては半減期の短いヘパリンへの変更を検討します。

 

ワーファリンに比べてヘパリンの血中半減期は短くて、

手術の4~6時間前まで抗血栓療法を行うことができます。

つまり、

血栓症・塞栓症のリスクが高まる休薬期間を最小限にできるのです。

ワーファリンは手術の2~4日前には止めることが推奨されています。

※参考文献:「http://marianna-yokohama.jp/wp-content/uploads/2017/04/%E6%8A%97%E8%A1%80%E6%A0%93%E8%96%AC%E3%81%AE%E6%8E%A8%E5%A5%A8%E4%BC%91%E8%96%AC%E6%9C%9F%E9%96%93.pdf」

 

それでは他の選択肢を見ていきましょう!

1.アドレナリン

アドレナリンは、

強心作用や血圧上昇作用、

気管支拡張作用があり、

気管支喘息やショックの際の治療に用います。

アナフィラキシーショックの第一選択薬です。

 

2.テオフィリン

テオフィリンは気管支拡張薬であり、

気管支喘息などの閉塞性換気障害に用いられます。

副作用に出血傾向はないです。

 

4.バンコマイシン

バンコマイシン塩酸塩は、

テイコプラニン、アルベカシン硫酸塩などと同じく、

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症の治療にも使われます。

副作用に出血傾向はないです。

 

本日もご覧いただきありがとうございます。


「どうやって国試の勉強をしたらいいですか??」

 

「この手術はどういうものですか??」

 

「この疾患について調べたけどわかりません!」

 

など気になること

ご不明な点などございましたら

お気軽に、お問合せください。

 

お問い合わせはこちら → お問合せ

ショップはこちら → 看護師・看護学生お助けショップ★

 

あなたが有意義な看護学校生活を送れますように。。。クローバー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です