もし禁忌されている薬を飲んでしまったら・・・!?緑内障で禁忌なのはどれか??【必修編】

本日もブログをご覧いただきありがとうございますニコニコ

看護学生の味方★谷口ですおねがい

 

いつも当店をご利用頂き

ありがとうございますm(_ _ )m

 

今回も看護師国家試験の

必修対策を行っていきましょう!!

 

よく看護師国家試験の問題に、

「アレとコレは組み合わせちゃダメだよ!!」

みたいな禁忌とされる薬があります。

また、一般の人でも病院で

言われたことがあるという人はいるかもしれないですね。

 

ニートラ
ニートラ
禁忌薬か。

俺たちトラを毛皮にしちゃいけないくらいダメなことって感じだな。

 

絶滅危惧種だもんね。

ニートラ以外の虎は大事にしてほしいです。

 

というわけで話に戻ります。

もし、

禁忌薬を服用してしまったら

一体どうなるのでしょうか・・・!?

 

あまり考えたくはないですが、

禁忌薬を服用してしまうケースは

病院や薬局ではよく報告されています。

 

この記事では、

禁忌薬を服用した際の

対処法についてお伝えしたいと思います。

 

そもそも禁忌薬ってなに!?

ある条件の人に使用できない薬のことです。

たとえば、

ある病気の人、

ある種の薬を飲んでいる人、

あるいは妊娠中の女性に使用できないことがあります。

初診のときに、

持病やアレルギー、

使用中の薬、

妊娠の有無を問診されるのは、

そのような「禁忌薬」を避ける

という重要な意味があるのです。

 

それでは禁忌薬を服用してしまったら

どうすれば良いのでしょうか??

 

禁忌薬を服用した後の対処法

①病気の禁忌薬

特定の病気や病歴などにより使用できない薬です。

もし、飲んでしまった場合には、

その病気を悪化させたり、重い副作用を起こす可能性があります。

すぐにこれらを病院へ連絡して下さい。

「何の薬を飲んだのか」 → いつ??どんな状況で??

「自分の病気」 → いつ頃からその病気なのか??

「今の自分の症状」 

→ 普段の状態は??いつから症状があるのか??どれくらい続いているのか??

 

②アレルギー禁忌薬

ある薬もしくは同系の薬に

アレルギーや過敏症のある人に禁止される薬です。

もし、飲んでしまった場合には、

ショックやアナフィラキシー、

喘息発作、血管浮腫など

激しい症状を起こすおそれがあります。

呼吸困難などの危険な状態になる前に、

病院へ連絡して下さい。

アレルギーを持つ子どもには、

幼稚園や保育園、小学校で

エピネフリン注射を投与することがあります。

とにかく、緊急を要する事態になる可能性があるので、

病院へ連絡が最優先です。

 

③併用禁忌薬

飲み合わせの悪い薬を飲んでいる人に禁止される薬です。

看護師国家試験では、

ワーファリンとグレープフルーツをよく見かけますね。

 

もし、飲んでしまった場合には、

薬物間相互作用により、

作用の減弱、副作用の増強などの

悪影響を及ぼすおそれがあります。

これらを把握して、病院か薬局へご連絡ください。

「何と何の薬を飲んだのか」 → いつ??どんな状況で??

「自分の病気」 → いつ頃からその病気なのか??

「今の自分の症状」 

→ 普段の状態は??いつから症状があるのか??どれくらい続いているのか??

 

④妊婦禁忌薬

妊娠中およびその可能性のある女性に禁止される薬です。

もし、飲んでしまった場合には、

発育不良、流産、

場合によっては奇形など、

おなかの赤ちゃんに

悪い影響をおよぼすおそれがあります。

妊娠に気づかず禁忌薬を服用されていたとしても、

必ずしも危険性が高いわけではありません。

ご自分だけで判断せず、

医師もしくは薬剤師に相談して下さい。

 

看護師国家試験の必修問題にチャレンジ!

緑内障で禁忌なのはどれか??

1.アトロピン

2.インスリン

3.フロセミド

4.ジゴキシン

 

ニートラ
ニートラ
禁忌の組み合わせ問題か!

覚えなきゃいけない苦手なやつだ・・・

 

正解は

1

 

<解説>

1.アトロピン 〇

緑内障は眼房水の排泄が妨げられ、

眼圧が上昇し、視野障害が出現する疾患です。

アトロピンは抗コリン薬で、

上部消化管内視鏡検査や

造影の前投薬として用いられますが、

平滑筋を弛緩させる作用があるため、

眼房水の排泄通路が狭くなり、

眼圧を上昇させてしまう危険があります。

つまり、

眼圧が上がってしまうのが問題の緑内障なのに、

アトロピンの作用で余計に

眼圧が上がってしまうというわけです。

その結果、

視野障害が悪化する可能性があります。

 

2.インスリン

インスリンは糖尿病治療薬です。

 

3.フロセミド

フロセミドはループ利尿薬です。

 

4.ジゴキシン

ジゴキシンは強心薬です。

 

 

まとめ

これらの事から、

禁忌薬というのは、

必ず飲まないようにする

予防が大切なのです。

 

また、禁忌薬を服用してしまう可能性がある場合には、

必ず医師や看護師、薬剤師から服薬指導があるはずです。

その説明を聞いて、

禁忌薬を服用しないように、

1回毎に薬を分けておくなどの

工夫をしておく必要があります。

 

もし、飲んでしまった場合には、

まずは必ず病院や薬局に連絡をしましょう。

 

そして、自分の状態を把握し、

どんな症状がどれくらいから始まって、

どのくらい続いているのかまで、

医師や薬剤師に説明できるレベルにしておいて下さい。

 

結論ですが、

異変が分かるように

自分の普段の状態を覚えておいて下さい!!

 

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

 

参考文献:

「http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/druginfomation/druginformation75.htm」

「https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/site_hifuken/」


「どうやって国試の勉強をしたらいいですか??」

 

「この手術はどういうものですか??」

 

「この疾患について調べたけどわかりません!」

 

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